おはようございます。建設現場で働くスナックママのAnanです。
現場は今年の作業終了しまして、地元に帰って来ました。
本日は会社の仕事納め、私の小さなスナックも仕事納めとなります。
この一年、モヤモヤしながらも無事生きてこれたこと、関わって下さった周りの皆さんに感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
今日の写真は、週始め現場に到着した時に見えた富士山をアップで撮影したものです。(なので画質粗いです)
現場と富士山の間には2、3の県をまたぎますが、すぐそばに居るかのような存在感。たまたま私の大好きなピンク色に染まった空と。
改めて富士山の大きさを感じました。
本日も、私の一推し小話集『光に向かって~100の花束~』著者:高森顕徹さん(一万年堂出版)より、一つのお話をご紹介します。
所はある南の国。登場人物は男Aと男B。
ヤシの木の下で、いつも昼寝をしている男Bをつかまえて、男Aが説教をする。
A「なまけていずに、働いて金をもうけたらどうだ」
Bがジロリと見上げて言う。「金をもうけて、どうするのだ」
A「銀行にでも預けて増やせば、大きな金になる」
B「大きな金ができたら、どうする」
A「立派な家を建て、もっと金ができれば、暖かい所に別荘でも持つか」
B「別荘を持って、どうするのだ」
A「別荘の庭のヤシの下で、昼寝でもするよ」
B「オレはもう前から、ヤシの下で昼寝をしている」
A「!・・・・・」
現在は、預金したところで大きなお金になることもありませんが、建設と飲食、2つの仕事を持ちながらも常にモヤモヤしている私は、自分の人生の時間を切り売りして、がむしゃらに働いて、何を手に入れようとしているのかを考えさせられました。
そもそも、働き方や働く量でもないし、仕事をしているかどうかでもない、全てが自由なはず。・・・そう、私は自由になりたいんだ!と思いました。
この写真は、同じ日の現場の帰り、夕日でオレンジ色の空に富士山は聳え立っておりました。
一日、私たちを見守っていてくれたのかな・・・。
この世に生を受けた不思議は、単に生存するためだけではないように思います。でも生存していなければ何も出来ないので、来年はより一層健康に留意して元気良く、自由に生きていきましょう!
お読みくださりありがとうございました。
良いお年をお迎えください!
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