スナック繁盛店のメソッド【営業ポイント~partⅡ】

ママのアドバイス【営業編】

本日もよろしくお願い致します。建設現場で働くスナックのママAnanです。

前回に引き続き、一日の流れを追いながら、営業のポイントを書いていきます。

このブログでは、建設現場で働きながらスナックを営むママAnanの日記+お勧め本+スナック営業のアドバイスを書き連ねていきます。

カテゴリー「ママのアドバイス【営業編】」では、一例として、私の経営するスナックの営業方法とその考え方、独自のルールなどをご紹介していきますので参考にしてみてください。

一日の流れと営業ポイント ~つづき~

前回は、お飲み物をお出しし、伝票を記入するところまで行きました。スタッフさんの接客の仕方は別で詳しく書きたいので、お客様のお帰りから閉店までを書いていきます。

⑥. お客様お帰りの際のお見送り

お見送りは、出来るだけ1人ではなく出れるスタッフは何人でも出るようにしましょう。お迎えの時だけ喜ばれて、お帰りの時には、何となく帰ってもらうようなことの無いよう、お店全体からの感謝の気持ちを表す時です。最後会計まで担当していたスタッフさんは、他のお席に居るスタッフさんにも「○○さんお帰りです」と声をかけてあげ、お見送りしたかったのにできなかったと言うことのないようにしましょう。出来れば代表者1人が、お店のドアから、お客様がタクシーに乗り込み見えなくなるまで手を振っているのが理想です。この時、お店のドアから1人で出ていってお見送りすることは遠慮させるようにして下さい。夜の単独行動は危険です。ちょっと目を離した隙に、スタッフさんがさらわれたなんてことがあったら営業どころではありません。お互いに身を守りましょう。

⑦. 閉店時間1時間前から運転代行の予約を取る

運転代行の待ち時間は長いときは1時間もかかってしまいます。閉店の時に呼び始めるのでは遅いですので、閉店時間1時間前になったらお客様にお尋ねしていきます。その際、まだ閉店まで時間があるのに、お帰りの話をするのはあまり気分が良いものではありませんので注意が必要です。団体さんでいらしているお客様の場合は、幹事の方にお願いするようにします。「運転代行時間がかかるみたいなので、必要な人がいらしたら今のうちに予約しておきます」と言って、駐車場所と行先を聞いてもらいます。特に幹事の方が居ない場合は、常連のお客様がいらしていればその方にこっそり聞いておいてほしいとお願いします。お話が盛り上がっていて話しかけづらい時、私の店では『運転代行必要なお客様、予約お取りします!』と言うプラカードを用意しておいて、スタッフさんがそれを持って無言かつ笑顔でお知らせすることもあります。

どのお客様にどこの運転代行さんを呼んだのか、行先はどこだったのかがわからなくなりますので、カウンターでメモしておきましょう。早めの段取りをすることで、時間通りスムーズに閉店出来、スタッフさんが残業することなくいつも通り帰ることが出来ます。

⑧. 閉店後は全員で掃除、在庫チェック、集計をし、開店準備を整えておく

閉店後は、全員で掃除をします。1人が椅子とテーブルを寄せ、1人がほうきで掃き、1人がモップで拭き、拭いたところから椅子とテーブルを戻します。冷蔵庫の中の在庫を補充し、空ビンを見ながら注文リストを書き、トイレットペーパーや備品関係など足りない物もリストアップします。ビールサーバーは毎日洗浄し、トイレ掃除は順番でやります。掃除している間に、1人は売上の集計をし、お金を合わせ、次の日の釣銭の金種を揃えておきます。お金はママしか触らないと言うお店もありますが、私のお店では順番で集計をします。スタッフ全員がどの作業も出来るようにし、ママが病気になっても、急に誰がお休みしても、常に通常営業が出来るようにしておくことが大事だと思います。

ここまでで、ほぼ開店準備が出来ますので、次の日が楽になります。

⑨. ミーティング、帰宅

ミーティングは開店前に行うお店が多いかと思います。私もそれが理想かなと思いますが、スタッフさんは、昼間の仕事を持っている方、お子様のいらっしゃる方が多いので、開店時間に間に合うように一生懸命急いで来てくれるので、私のお店では全ての作業が終わった後にしています。ですが、一緒に営業していればスタッフさんの様子がだいたいわかるので、特に何もなければ、「また明日も元気で会いましょう」と言うくらいですぐ帰る日も出来るだけたくさん作ります。疲れた上に注意事項など聞きたくないのが本当ですので、文章で伝えても良い内容だったり、スタッフさんの状況を見てグループラインなども活用しています。

帰る時は必ず複数で、一人で歩くことのないようにします。田舎なので自家用車で通勤することがほとんどですので、駐車場まで皆で歩き、皆の車が発進することを皆で確認し合って帰宅します。その他送迎も良くありますが、ママかチーママが担当するのが良いでしょう。方向が同じスタッフさんに任せるのはあまりお勧めしません。特定のスタッフさんだけが密着するような機会をママの方から作ることは不必要だと思います。この記事で一番言いたいことは、「仕事は全員で」です。皆が同じ作業が出来ること、スタッフ間で偏るようなことのないように、帰りの途に就くまで皆の安全を確認し、全員で明日に繋がる今日にすることです。

一日が終わりました。お読みくださりありがとうございました。

♪ 足を運んでくださったお客様は満席でも帰さない工夫をする
♪ お一人様はカウンター、お客様は平等に
♪ 単独行動はしない、仕事は全員で
♪ ルーティンを決めてスピーディに、閉店時には次の日の開店準備まで完了させる

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