本日もよろしくお願い致します。建設現場で働くスナックのママAnanです。
投稿するのに何日もかかってしまいました。あちこち出張しておりまして、ちょっとの時間に打ち込んでは保存を繰り返しやっとアップしました。その間立ち寄った場所や読んだ本などもありますので、書きたいことだけ溜まってしまいました!追々アップしますのでよろしくお願いします。
スナックは女性社会です。女性社会と聞くと、嫉妬・陰口・仲間意識などあまり良いイメージが無く、特に夜の接客業はかなりきつ~いものがあるのでは?と想像されるのではないでしょうか。
昼夜問わず、職場におけるストレスの中で、最も大きく最も多い問題は「人間関係」ですよね。特に夜の接客業では、スタッフさん同士の人間関係が悪いとお店の空気が淀み、お客様に違和感となって伝わってしまいます。繁盛店の空気はいつも澄んでいて、そこに居るだけで心地良く感じるものです。
昼でも夜でも女性社会で生きていく私たちは、どんな心構えが必要か、良い空気の作り方とは?などなどを書いていきます。
このブログでは、建設現場で働きながらスナックを営むママAnanの日記+お勧め本+スナック営業のアドバイスを書き連ねていきます。
カテゴリー「ママのアドバイス【接客編】」では、一例として、私の経営するスナックの営業方法とその考え方、心構えなどをご紹介していきますので参考にしてみてください。
失敗は大事な経験、問題はオープンに
スタッフさん同士や、お客様との関係が上手くいっているうちは楽しいのですが、人間同士が接すること自体が仕事ですので、一瞬にしてトラブルは発生します。お客様を取った取られた、言ってほしくないことを言った言われた、表に見えることだけならいいのですが、それぞれ自分を有利にしようと言う思いが働き、自己中心的な考え方になり、個人プレーに走ってしまうことは想定内で、一日で脱線事故は起こります。
スタッフさんの精神状態はそのまま表情や動作に表れますので、接客にはもちろん、スタッフ間に不協和音が発生し、お店の空気は一転、乱気流となります。ママはすぐさま察知し手を入れなければ、お客様は、どこか落ち着かず、居心地が悪いと感じ、お帰りになってしまうでしょう。
今の対応が、また次回ご来店頂けるかどうかにかかっていますので、スタッフさんは、お店のためにも、自分のためにも、問題は遠慮せず早めにママに伝えましょう。オープンに出来ないような問題が起きてしまっても、一人で抱えず早いうちにママに話し、解決策を一緒に考えることです。解決策は必ずありますし、失敗しなければわからないと言うのが本当ではないでしょうか。ママは、皆が笑顔で出勤出来るよう、常に話やすい空気(環境)を作り出すことが第一の仕事でもあります。(ママの仕事編【スタッフマネジメント】参照)
資格も経験も要らず、容姿も年齢も関係なく誰でも出来る仕事、誰にでも可能性のある仕事ですが、直接人と関わっていくのが仕事ですので、トラブルは日常茶飯事。お客様に対しても、スタッフ同士でも、起きたことにいちいち感情的になってしまえば、自らが生き残ることが難しい場所と言えます。夜の接客業で働く女性達に、お店を転々とする方が多いのもそのためです。
スナックは極小さな組織です。一人でもお店の方針から外れ、別の方向を向いてしまうと、空気が乱れ、別の店と化してしまい、その人の居場所は即刻無くなります。わざわざ夜の接客業を選んだのは、何らかの目的、夢を叶える為だと思います。お客様からもお店からも必要とされる存在となるためには、自分の感情をコントロールし、お店のルールを理解して守る努力をしましょう。お店側も、スタッフさんの夢を叶えるため、公平なマネジメントをする必要があります。一人の問題は皆の問題です。スタッフ全員で、いつでもオープンにスピーディに問題を解決していけるような空気を作りましょう。
女性に与える17訓
私のお店のお手洗いには、『女性に与える17訓』と題して、女性に生まれたからには、どんな心がけでありたいか17の箇条書きになったものを額に入れて飾っていますのでご紹介したいと思います。これは、私がまだ若い頃、建設コンサルタント会社で働いていた時に、訳あってお世話になったママのお店に飾ってあった言葉です。当時、漠然と、いつか自分の店にと想像してメモしておいたように記憶していますが、それが現実になりました。
17項目、似たようなことを言っているのでは?と思う方もいると思います。その通りなんですが、あえて言葉として掲げなければ体に吸収しませんのでこの数になったのだと思います。
先日はお客様がこの言葉を写メっていかれました。男性バージョンは無いのかと聞かれました(笑)
いつもお客様がいっぱいの繁盛店は、何がいいの?と聞かれても、可愛いスタッフさんがいるから?若いスタッフさんがいるから?料金が安いから?など、色々ありますが良く見てください、若くて可愛いスタッフさんならどこのお店にもいらっしゃいます。何が違うのか、それはお店を取り巻く『空気』に他なりません。
17訓に掲げられたような心がけを全員が持てたなら、実行は難しいけどこうでありたいと思えたなら、顔形など問題にならないほど、美しく清らかな空気が流れるお店となります。まずはママからプロ意識を見せてあげましょう。スタッフさん皆が「私も!」と意識高く誇りを持ってこのお仕事が出来るように。
お読みくださりありがとうございました。
♪ 問題はスピーディに解決し、清らかな心地よい空気を保とう ♪ 失敗は経験しなければわからない、一人の問題でも全員で広い心で受け止めよう ♪ 仕事のプロは「自己の管理」が出来ること、感情をコントロールし、チームプレーでお客様にもお店にも利益をもたらそう
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