スナックママの仕事【募集・面接】

ママのアドバイス【ママの仕事編】

本日もよろしくお願い致します。建設現場で働くスナックのママAnanです。

訳あって、建設現場での仕事や、建設アシスタントの仕事をしています。良く、「ママはどっちが本業なの?」と聞かれますが、迷わず「スナックのママ」と答えます。とは言っても、現場に行けば、日光に照らされようが、雨が降ろうが雪が降ろうが、何も構わない完璧な切り替え様です(笑)。心の中では(美容のためにもっと気にしておけば良かった(泣))と思っていますが今更です(笑)

私が持っている資格は、一級土木施工管理技士・地質調査技士、その他運転免許や技能講習、特別教育がいくつかあり、代表的なもので、移動式クレーン・車両系建設機械・玉掛・特定化学物質etcです。

スナックに関しては、当然何の資格も要らない最強の仕事です。

このブログでは、建設現場で働きながらスナックを営むママAnanの日記+お勧め本+スナック営業のアドバイスを書き連ねていきます。

カテゴリー「ママのアドバイス【ママの仕事編】」では、ママの仕事とは何か、ママの考え方など、私の経験を交え一例としてご紹介していきます。

今日からは、前回、ママの仕事ってどんなもの?と並べましたが、その中から一つずつ掘り下げてみます。

今回は、『募集と面接』についてです。

スタッフさんの募集

【オープン編】でも触れましたが、営業=募集です。その内容に補足していきます。

わざわざ夜の仕事を選ぶと言うことは、その理由は様々ですが、人間と言う生き物は、日が昇れば目を覚まし、日が沈むと同時に眠るようにできていますので、その生態に反する仕事になります。例えば家族とのすれ違いや、体調を崩すなど、心身に大きく影響を及ぼしますので、なかなか長く続けることは難しく、働き始めてもすぐに辞めてしまう方も多い現状です。

よって、営業=募集と言うのは、今スタッフさんが集まったから良しと思ってはいられないと言うことです。今日出勤しても明日出勤するかはわからないからです。意気込みもセンスもあるから大丈夫だと思っていても、家族の反対、体調不良、結婚、出産など、色々なことがありますので、今間に合っていても、募集をしておくことが大切です。スタッフさんが急に来れなくなったからと慌てて募集してもすぐには集まりませんし、とりあえず急いで人数を確保するような採用のしかたは、ママとしてお店のポリシーやカラーを守る姿勢から外れ、今まで働いてくれているスタッフさんの意識を下げることにもなりますのでいつでも冷静に、常に色々なことを想定して備えておきましょう。

不思議なもので、スタッフさんが集まったなと思う時にたくさんの応募があったり、いざ必要になってくると募集をしてもなかなか集まらないと言う現象がおきます。お客様に関してもそうで、スタッフさんが多く出勤し、両手を広げて待っている日に限ってお客様の入りが無く、スタッフさんが急にお休みして人手不足の時に限ってお客様のご来店が多いと言うことが良くあります。

経営者の立場からすると、こんなにスタッフさん抱えてもお客様が呼べなかったら赤字になる!だとか、雇っていても急に休まれるから対応できない!などと嘆きたくなりますよね。ですがそれは経営者中心の考え方ですのでそう思ってはいけません。スタッフさんが少ない日は、お客様から見ると、なんだせっかく来たのにスタッフさんが少ない(対応が十分になされない)じゃないか!と言うことになり、次回からは、積極的に来れないなと思わせてしまいます。いつ来ても、スタッフが揃っていれば、この店なら大事な取引先の人も連れてこられるなと、『信頼されるお店』と太鼓判を押してくれます。

ママは、静かな日であっても、しっかりスタッフさんを確保できているかどうかが今後の営業を左右すると言うことを知っておかなくてはなりません。

Ananアドバイス

★もしもスタッフさんが見つからない時でも、あらかじめ、お友達や知り合いの方で、臨時でお手伝いをしてくれる方を探して置くことも良い方法です。緊急時の助っ人は本当に助かります。

スタッフさんの面接

募集要項には、男女の別や年齢は記載できません。お店の状況、スタッフさんの構成から見て、このくらいの年齢の男性又は女性を募集したいと言うお店の営業計画が必ずあると思います。もし、希望と全く合わない条件の方からの応募があった時は、割り切って連絡が来た時点で不採用を判断してしまうのも一つです。または、条件は合わないが、お店にとってその方の力が必要と感じるかどうか、お会いしてから決めるのも良いと思います。ママとしてどう判断するかをはっきり決めておきましょう。

【オープン編】では、面接での質問事項とその考え方の具体例を上げました。そして、面接は実は私たちが面接される側だと言うことも書きました。面接する私たちが、どんなお店を作ろうとしているのか、なぜ募集をしているのか、スタッフに何を求めているのかをハッキリと伝えられなければ、面接に来られた方が、こんなママに付いて行きたいと思わない、このお店で働きたくないと思ってしまいます。

お会いした瞬間、ちょっと難しそうだなと思う方でも、現場に出れば(お店に立てば)ものすごい力を発揮する方はたくさんいらっしゃいます。逆に、第一印象が良く、出来そうだと思う方でも、実際はスタッフの和を乱したり、お客様とトラブルになったり、すぐ辞めて行ったりと言うことも良くあります。面接で全てを判断することは出来ないので、まずは出勤可能である環境なのか、支障となることや持病はないのかなどを確認し、採用したなら約束の時間に出勤するかどうかを見ましょう。

私は、約束の時間を守れない方は基本的にお断りします。この仕事を甘く見ている証拠ですので、行く行くはお客様とのトラブルを招きかねません。いざ仕事が始まると、思ってもみないことが起こりますので、必ず試用期間を設け、その間に何か問題があれば本採用は出来ないと話し、面接の段階で理解してもらっておくことが重要です。採用する時はいいのですが、辞めてもらわなければならない時にトラブルに発展しないよう、お店のルールをしっかり伝え理解してもらいましょう。そのためにも、※就業規則を作り、基本事項だけでなく、お店独自のルールやポリシーも記載し説明しましょう。(※【オープン編】募集・面接・雇用)

私のお店にも独自のルールがありますので後日ご紹介したいと思います。

お読みくださりありがとうございました。

♪ どんな日でも、スタッフさんをしっかり確保出来ているお店は信頼される
♪ お店の方針、ルール、試用期間などをハッキリ説明し、理解してもらう

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