本日もよろしくお願い致します。建設現場で働くスナックのママAnanです。
最近は、「建設アシスタント」の仕事（内業）の方が多くなっていて、現場風景の写真を貼れず残念です。昨年シートパイルを打設した現場の一部仮設分の引抜きにも行かずにおりましたが、無事引抜きも終わり今日はクレーンの解体作業となりました。
さて今日の本題に入ります。以前「スナックって必要？」と言う記事でも書きましたが、正直スナックの良さなんてわからないし、わかろうとも思わないし、存在理由って何？と言う方も多いと思います。実際私もお酒が好きな訳でも、人が好きな訳でも、会話が上手な訳でもありません。それなのに、この仕事を多くの人に経験してもらいたい！と言うくらい魅力的だと思っています。現在携わっている方の中でも、これで良いのか・・・と、疑問を抱くことも度々あるのではないかと思いますので、今日は”私たち”働く側から見た魅力について書いていきます。
このブログでは、建設現場で働きながらスナックを営むママAnanの日記＋お勧め本＋スナック営業のアドバイスを書き連ねていきます。
～効率良く稼げる～
わざわざ夜の仕事に飛び込んで来る理由は、「お金が欲しいから」に他なりません。本業にする場合も、副業にする場合も、時給の高いスナック勤務は、拘束時間が３～６時間と昼間の仕事に比べ、短時間でも良い収入となります。希望に合わせて出勤時間や曜日を決めることも出来、働く側としては好条件と言えます。満18歳を過ぎていれば夜10時以降も働くことが出来ますので、学生さんにとっても効率の良いアルバイトとなります。
時代も変わり、副業をすることが当たり前になりつつありますので、副業ＯＫの会社も多くなりました。副業の場合は、副業禁止となっていないか就業規則を確認してください。OKの場合は、時間と体調の管理をしっかりと、本業に悪影響を及ぼさないようにすることが必須条件となりますので、お店側は残業無く決まった時間に帰してあげられるようにしましょう。学生さんの場合は特に、帰宅時までの安全を確保するよう、複数での行動や送迎などお店側の配慮が必要です。
～スナックが担う役割”私たち”～
スナックでの仕事にどんなイメージをお持ちでしょうか。派手な衣装を着て、お客様と一緒にお酒を飲み、お互い「酔う」ことで距離縮まり、媚びや色気を使って疑似恋愛を楽しんでもらうなどでお客様の心を掴む・・・今でも何となくこんなイメージがあるのではないでしょうか。正直、そう見えますよね。時代が変わったと言うのに、この構図だけは変わらないような気がします。確かにスナックには、そんな人間の弱さや本能を刺激するような働きかけに共通するものもあります。働く側の”私たち”にはどんな役割があるのでしょうか。
このところ、メンズパブ、ホストクラブなどでの高額請求でトラブルが起き、お店側からもお客様側からも逮捕者が出ています。私のお店は田舎の小さなスナックではありますが、同じ業界人として残念でなりません。本来私たちが仕事としているのは何なのか、何を目的にするか、社会の中でどんな役割を担っているのかを常に考えて行動しなければなりません。華やかさに引かれ働きたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そのお店の営業方針を良く聞き、目的を見失わず行動をするようにしましょう。
私がお酒も会話も苦手であってもこの仕事をしようと思ったのは、人間の行動は、その人間がどう思うかによって決まる、それなら、その思いの方向が良き方向となるよう働きかけることが出来たなら！と、人間の心に係わる根本的な仕事に極まるのではないかと・・・初めはカウンセラーを考えました、ですがスナックの接客業にもっと可能性を感じました。それは、資格も年齢も容姿も経験も無関係、心一つで生涯続けられる、人間と人間が対面し、直接対決で報酬を得る、やろうと思えば誰でも開業できると言う、シンプルに究極の仕事だからです。
今は何でもスマホさえあれば、人に会わなくても用事も済むし、煩わしいことも減って便利な世の中になり、私自身も楽だな～と思います。何もスナックに行かなくても人の心に良い働きかけは十分出来ると思います。ですがそれとは別に、対面する、歓迎する、話を聴く、言葉をかけるなどで心を通わせるコミュニケーションが如何に必要か、その場に居合わせないと感じられないもの、目や耳だけではなく、その場に居るからこそ身体で感じるもの、その感覚を通して心に寄り添うことで、元気や勇気を与える、笑顔になってもらう、地域全体が元気になる。そう言う働きかけをすることが目的です。人に会う必要が無くなっていく社会の中で、対面するコミュニケーションの必要性を伝えるのも、スナックなどの接客業に携わる私たちに与えられた使命であり、大切な役割なんです。
明日もこの町が希望に満ち溢れていて欲しい・・・この気持ち一つで出来る究極の仕事です。
～自分磨き～
この仕事をしていると、人に見られることが当たり前になり、容姿に一つも自信のない私だからこそどうしたらもっと良く見えるのか！と日々奮闘しています(笑)そう思うのが女心ですが、実は顔かたちは問題ではなく、私たちがどのような考えを持っているかで見え方は決まってきます。
オリンピック選手がお化粧をさほどしなくても美しいと思うのは、影で弛まぬ努力をしているからですよね。真剣な眼差しであったり、引き締まった身体であったり、自信を付けるために人の何倍も練習を重ねているから最高の笑顔が出るのだと思います。その姿に私たちは感動し涙します。
私たちスナックなどの接客業でも、どのような立ち居振る舞いを見せるか、どんな言葉をかけてあげられるか、良い仕事をしようと思えば思うほど、恥ずかしくないようにお店に立ちたい！と私生活の中でも姿勢が変わってきます。テレビをみていても会話の研究をしたり、ファッションやメイクの見方も変わってきます。鏡を見て姿勢をチェックしたり、表情をチェックしたり。体形も気になり、食生活や生活リズムを正したり、読みたくもなかった新聞に目を通すようにもなります。そして自然に皆どんどん綺麗になっていきます。”人は人で磨かれる”と言うのはこう言うことです。
商売道具は自分自身です。この基本姿勢を身に付ければ、今後どんな職業に就いても、どこへ行っても活かされ、「ずっと居て欲しい」と、必要とされる自分になることでしょう。
まだまだ話は尽きないのですが、今日はこの辺で終わりにします。きっとちょくちょく言葉も被って繰り返しになる部分もあると思いますが、また他の記事でもスナックの魅力を伝えていきたいと思います！
お読みいただきありがとうございました。
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