スナックの魅力”for お客様”

ママのつぶやき

本日もよろしくお願い致します。建設現場で働くスナックのママAnanです。

前回は、”私たち”働く側の目線から見るスナックの魅力をお伝えしました。今回は、”お客様”目線から見るスナックの魅力についてです。お客様はいったいどんな良さがあって足を運びたくなるのでしょうか。

仕事終わりに真っすぐ家に帰るのではなく、一人スナックに立ち寄って一杯お酒を飲んで帰る。又は、友人や同僚、取引先と食事会の後の二次会でスナックを利用する。週末、一週間頑張ったご褒美にお酒を飲みに行く、などなど・・・。様々なシーンで利用されるスナックですが、実際どんな魅力や利用価値があるのかを書いていきたいと思います。

このブログでは、建設現場で働きながらスナックを営むママAnanの日記+お勧め本+スナック営業のアドバイスを書き連ねていきます。

~居場所~

本当は自分のことが一番好きでいたいし、自分を大事にしたい。毎日元気でいたいし、何かに喜びを感じたい・・・と、誰もが願っていますよね。そう思うこと、そうすることを誰からも邪魔される必要はないのに、朝から、起きなければ、食べなければ、働かなければ、付き合わなければ、対応しなければ、帰らなければ、寝なければ・・・と、寝ている時以外、頑張ろうと思えば思うほど、生きていることに追われて生きているような・・・そんな状況に陥っていくような気がします。

「働き方改革」と言う言葉も当たり前になり、週休二日制、リフレッシュ休暇など、会社は社員を十分休ませたい、それはそれでありがたいのですが、必ずどこかにしわ寄せがあり、全員ニコニコと言うのは不可能なものです。私が生きてきた時代を振り返っただけでも、世の中の進歩・発展は目まぐるしかったなと思いますが、働き方も改革され、物は溢れかえり便利になっても、どこに向ければ良いのかわからない気持ちを受け止め、慰め励ましてくれるのは人間しか出来ないのだろうと思います。

そんな人の心に寄り添うことそのものを仕事としているのがスナックなどの接客業です。自分の弱さを見せられず、思いを口にしたり、訴えたりすることを我慢してしまう。家族や親しくしている身近な人たちにはなおさら、見せたくない自分の姿や言えない悩みもたくさんあると思います。スナックのような場は、そんな方々の心の拠り所であり、大袈裟かもしれませんが駆け込み寺のようでもあります。それぞれが生きていく中で、会社での地位や家族の中の自分ではなく、ただの個人としての自分を歓迎してくれ、話を聴いてくれ、認めてくれる、それがスナックであり、いつでも自分を待っていてくれる「居場所」と言えると思います。

~心強いサポーター~

最近では、リモートワークで出来る仕事は、わざわざ直接会うこともなくなり、食事会や二次会を設定する機会も減っていると思います。私も講習会もミーティングもオンラインで十分と思いますし、交通費もかからず、自分の都合の良い時間を使って受けられるので、無駄が無く便利な世の中になったと思っています。終了後は懇親会です!と言われることも無いので、余計な付き合いをして気を遣う必要も無く昔に比べて本当に楽になったなと思います。

ではスナックは無くても良い?とはならないんです。どんなに良い商品でも、どんなに良い会社でも、そこで働く人間で結果は左右されますので、安心してプレゼンテーションをする場があるのも便利なことと思います。私たちスナックで働く人間は、いつでもお客様のサポーターとして存在しています。仕事の時間だけでもたくさんなのに、仕事が終わってまでなぜ上司や同僚と飲みに出かけなければならないのか・・・疲れているのに得意先の方々の接待で飲みたくもないお酒を飲みにいかなければならないのか・・・私たちは、そんな様々な状況を読み、一人一人の心に寄り添いサポートします。

最後は、上司の仕事場以外での顔を垣間見れたとか、同僚との距離が縮まり、仕事上の話をしやすい関係になったとか、得意先が楽しかったと喜んでくれて、この先の商談もまとまったとか、スナックに来て良かったと、元気になったと言ってもらえるよう、人間関係を円滑にするお手伝いをするのも役目です。

いやそれとは逆に、お酒が入ると思いの他質が悪かったとかで、お互いの印象が悪化するのでは?と言う恐れもありますが、上手く助けに入ったり、時には厳しく対処していきます。人間同士ですので接することがトラブルの元になるんだから極力接しない方が良いと言うのはごもっともなのですが、私たちはどうしても人と関わり合わなければ生きていくことは難しいです。関わり合うことが嫌なままで、問題が起こった時でも、元気よく生きていけるよう、コミュニケーションの取り方を一緒に学び助け合っていく心強い応援団としていつでもお店のドアを開け、私たちを頼ってほしいと思います。

今日はここまでにします。

お読みくださりありがとうございます。

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