スナックママの仕事【ママの心得】

ママのアドバイス【ママの仕事編】

本日もよろしくお願い致します、建設現場で働くスナックのママAnanです。

このブログでは、建設現場で働きながらスナックを営むママAnanの日記+お勧め本+スナック営業のアドバイスを書き連ねていきます。

ブログを書き始める時間とアップする時間も違いますし、読んでくださる方にとっても、時間がずれてしまうのでご挨拶の仕方を変えました。

このところ建設現場に行かずに書類の仕事をしています。現場に行かずに書類の仕事ってどんな仕事?と、建設業界以外の方に超簡単にお話しすると・・・

工事着工に必要な書類から始まり、まずは施工計画書、様々な手続きや許可申請、安全管理・訓練、工程管理打合せなどの工事の記録の提出、発注元との打合せや協議書類、下請け業者さんや使用したい材料の承認願い、途中段階での工事の立会確認記録、品質管理記録、社内検査記録、材料検収記録、実施数量の計算をし、実際に出来た物を測定し図面に起こし、日々の施工状況、測定時の目盛り、安全対策や管理場面の記録を証拠写真に収め書類にまとめるなど、やることすべてにおいて記録物が必要で、その都度発注元監督員さんと打合せ、確認してもらいながら作っていきます。

ポイントは、現場でそれらの作業をしている担当の方との連携を取り、抜かりなく記録していくことと、後から誰が見てもどのように施工されたかがわかるような綺麗で親切な書類に仕上げていくことです。

地面を掘り起こして構造物の基礎を作っても、それらは完成時には見ることは出来ませんので、その時その時の発注元監督員の方との確認・記録が全てになってきます。完成検査時にはそれらの書類で経過をチェックされ、正しく安全な物が作られたか、合否の判定と評価をされます。

カッコよく言うと、『建設アシスタント』と言う仕事になります。私がスナックのママ以外で得意とする仕事です。

今日の本題は、スナックのママになる!【ママの仕事編】です。その中でも、「ママの心得」と題して、ママって実際どんな役目で、どんな考えを持ったら良いのかと言うことを書いていきます。

スナックとは?ママとは?

本題に入る前に・・・なぜ「スナック」と言うのか、私も当時調べたのですが、snack bar(軽食を提供する酒場)からスナックと呼ぶようになったそうです。ちなみに私のお店でも軽食を出しますので、省略せず、お店の名前の前に〈snack bar〉としました。更に詳しい歴史についてはネットで調べてみてください。

女性店主をママと言う呼び方は夜の飲食業特有と思いますが、アメリカでは女主人のことをマダム、世界の言語でも母親と言う単語はmaから始まるものがなぜか多いそうですが、いつの日からかスナックでは迷いなく「ママ」と呼ぶことになっていると言う状況です。実際、スナックのママはスタッフさん達を育てるお母さんのような役目と言えます。

ちなみに「チーママ」と言うのは、ママの二番手さんのことを言います。「小さいママ」から変化したと言われています。「大ママ」は、現役ママにも使いますし、先代のママや、オーナーママがいる場合などにも使います。

ママの立ち位置 ~スタッフさんを第一に考える~

ここでは、スタッフさんを雇用し、接待を伴う営業の場合についてのお話です。スナックはママが主役じゃないのかと言うイメージを持つ方も多いと思いますが、営業中は裏方であると言う認識を持った方が良いでしょう。確かに店長であり、責任者ですので、何か問題があれば全責任はママにあります。ですが営業では、いかに一歩下がって裏方となってスタッフさんを主役にし、お店を盛り上げ守れるかです。

え?主役と言うならお客様でしょう?・・・それはもちろん当たり前のことですが、極端に言うと、ママはお客様よりスタッフさんの方が大事なの?と言われるくらいスタッフさんを気遣わなくてはいけません。その意味は、お客様が大事なのは当然のことで、そのお客様を大切にしてほしいからこそ、スタッフさんを第一に考えなければならないと言うことです。

ママも一緒に接客をしながら、スタッフさん一人一人が今日も笑顔で良い対応が出来ているか、常にチェックします。表情が暗い、動きが無いスタッフさんがいればすぐに気が付き、さりげなくそちらに廻って様子を伺い、助け舟を出したり、スタッフさんに直接声掛けして状況を聞き、問題があれば交替させるなどの措置を取ります。良く「ママは後ろにも目が付いている」と言われるのは、ちょっとの異変にも素早く気づき、トラブルを未然に防ぐためです。

ママの仕事 ~ママにはどんな仕事があるのか~

ママの仕事を箇条書きにしてみました。ママの仕事と言っても、全て自分でやることだけではありません。スタッフさんに任せることも大事です。スタッフさんの中には、将来のママになる人もいると思いますし、ママが事故や病気でお店に出られない時にも、普段からスタッフさんがママの仕事を理解していれば、通常営業できます。慌てることはありません。お店は休んでしまえば売上はゼロですので、どんなハプニングが起こっても休業しないことが大事です。普段から最悪を想定し、対応できるような動きをしておきましょう。(◎はスタッフさんにもやってもらうこと)

【営業時間外】

  (1)スタッフさんの募集、面接

  (2)新規顧客獲得のための営業

  (3)お客様へのお礼の電話やメール、久しくお会い出来ていないお客様への連絡

 ◎(4)買い出し(仕入れ)

  (5)スタッフミーティング(全体・個別)

  (6)帳簿、支払い、給与計算、書類印刷物作成等の事務的な仕事

【営業時間内】

 ◎(a)開店準備~閉店時清掃、在庫チェック、設備チェック、施錠

  (b)スタッフさんの観察

  (c)スタッフさんの司令塔になる

 ◎(d)全てのお客様ご来店時のご案内、ご挨拶、お帰りの時のお見送り

ママの仕事は、営業中より営業時間外の方がウェイトが多いことに気が付きます。この中の◎を付けたお仕事は、日頃から全員でまんべんなくやれるようにしておきましょう。買い出しについては、時間外業務になるので、不公平にならないよう注意してください。ママがやっているうちはいいのですが、何かのハプニングでママが不在の時は、チーママが居る場合はチーママに、居ない場合は、全員交代制とするか、全員動けない場合は、係を決めて手間賃を付けるなどしましょう。その意味は、誰かだけが骨を折る状況にしないためです。もし特定の人しか出来ない場合は、その人に手当を付けて納得してもらいましょう。

長くなりますのでここで終わりにします。

また明日以降、ママの仕事を一つ一つ掘り下げていきます!

お読みくださりありがとうございました。

♪ ママの立ち位置は、スタッフさんを第一とし、裏方に徹する
♪ あらゆるハプニングに備えて、スタッフさんにもママの仕事を任せる

コメント

タイトルとURLをコピーしました